2006年11月25日

Do As Infinity


カッコ良くてパワフルで、そして美しかった伴さん
ロックの魂と軽妙なトークで魅了し続けた亮さん
そして表舞台を途中で降りて音楽製作に専念した大くん

全く相反する3人のパワーが結集したとき、
刺激的で個性的で胸がワクワクドキドキするような
数々の傑作が生み出されていきました。



そんなDo As Infinityのマイベストは、

●ベストソング:We are.
●ベストアルバム:NEW WORLD
●ベストライブ:2005.4.11 神奈川県立県民ホール
●ライブ参戦回数:12回


ベストソングについては、
We are.、Week!、Welcome!の3W(と勝手に呼んでます)が
とにかくダントツに好き
で、
PVもこの3作がマイベスト3です。
でも1曲だけを選ぶとなると、
ウキウキするような高揚感のある
We are.になりますね。
聴くだけで幸せな気分になれるし、
クリスマスソングなので、
寒くなるこの時期に特に聴きたくなります。


またベストアルバムについては、
We are.、Desireといった代表作から、
135、SUMMER DAYSのライブの定番曲
さらにnew worldやrumble fishといった
隠れた傑作
までが収録された
2ndアルバム以外には考えられませんでした

なおベストライブについては、
Do Asを初めて見た
2001.12.5の渋谷公会堂や、
解散ライブとなった
2005.11.25の日本武道館も忘れられませんが、
亮さんの地元凱旋ライブとなった
2005.4.11の神奈川県民に止めを刺す
と思います。
伴さんの歌から、
亮さんのパフォーマンスから、
メンバー全員の演奏から全てパーフェクトで、
1曲1曲に気持ちが込められていて、
Do Asでこれ以上のライブはもうできないと思うぐらい、
本当に最高のライブだったと確信しています


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Do As Infinityを初めて意識して聴いたのは、
2001年のCDショップの試聴コーナーで
その時の曲は「冒険者たち」でした。
まさに、
電流が走ったような衝撃を受けて
その後、PV集やアルバムを買いまくりましたね。
2001年秋にヤフオクの会員になったのも、
Do Asのライブチケット入手が目的でした。

それ以降、
まるで夢から覚めるのが恐いように
Do Asのライブに足を運んでました。
酷暑や豪雨のa-nationや、
押されて息が出来なくなったSHIBUYA-AXも
今では懐かしい思い出です。

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Do As Infinityは、
2005年秋に、いきなり解散したことを宣言しました。

多くのファンにとっては唐突だったかも知れませんが、
自分は何だか妙に納得してましたね。

それは、
2005.4.11の神奈川県民のライブで
Do Asとして、全てやり切ったと思ったからです。
ライブの後に、
バンドとしての到達点をひしひしと感じてました


おそらく、
Do As自身もそんな気持ちから、
解散に踏み切ったと勝手に解釈しています。
それが、
Do Asの解散宣言に対する
自分なりに納得できる唯一の回答でした。

なので、
解散ライブは
自分自身も吹っ切れた気持ちで臨みましたね。
すでに祭りの後の余興のような
どこか冷めた気持ちがあったのかも知れません。


伴さん、亮さん、大くんは、
それぞれ独自のフィールドで
今も自分の夢を追い求めて頑張っています。
自分自身、
応援したい気持ちはありますが、
残念ながら
現場まで足を運ぼうという気にはなりません


自分にとって、
Do Asは解散ライブの武道館で止まっていて、
かつてのメンバーに会うことで、
時計が再び動き出すことを拒んでいるのかも
知れませんね。

大切な宝石箱を、残酷な時の流れから守るために・・・。
posted by ナツキリン at 14:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

サディスティック・ミカ・バンドの再々結成に拍手!

前々から噂になっていましたが、
とうとう記者会見までこぎつけましたね!拍手

伝説のロックグループ「サディスティック・ミカ・バンド」が
ゲストボーカルに木村カエラさんを迎えて、
10/25に新アルバム「NARKISSOS(ナルキッソス)」を
発売することを発表しました。

記者会見の画像では、カメラ
高橋幸宏さん、木村カエラさん、加藤和彦さん、
高中正義さん、小原礼さんが揃い踏みし、
何とも豪華ですね。(もちろんミカさんはいないけど・・・)


サディスティック・ミカ・バンドは、
1975年に解散したあと、
1989年に桐島かれんさんをボーカルに迎えて、
1年間の限定で再結成しましたが、
あの時はかれんさんが本職(歌手)でなかったこともあり、
かなり微妙でした。

でも今回は、今をときめく木村カエラさんがボーカルなので、
彼女の独特な表現力とコラボすることで、
かなり期待できるのではないかと思ってます。


個人的には、
こちらのブログのタイトルを
「タイムマシンにお願い×2」としているように、
お気に入りのバンドだったので(リアルタイムじゃないですけど)、
今回の再々結成はメチャクチャ嬉しいです。音符

なお出来ることなら、
コンサートも行なってほしいところですが、新幹線
木村カエラさん以外はみんな50代なので、難しい感じ・・・。

でも、
年上のRolling Stonesだって、
バリバリの現役で世界ツアーを行なってるんだし、
何とか実現してほしいですね。乾杯
posted by ナツキリン at 17:36| Comment(9) | TrackBack(0) | 音楽回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

佐野元春



永遠のロック少年
そして孤高のロック詩人
それが佐野“ライオン”元春だと思います。

彼の言動、
そして社会に対する姿勢を見て、
共感すると共に、尊敬の念さえ抱いていました。

そんな佐野元春のマイベスト は、

●ベストソング:SOMEDAY
●ベストアルバム:SOMEDAY
●ベストライブ:1987.5.26 渋谷公会堂
●ライブ参戦回数:6回

ベストソングについては、
Rock & Roll Night、Back To The Street、
DOWN TOWN BOY、ガラスのジェネレーション、と、
初期の作品にはキラ星の如く傑作群が並んでいるのですが、
1曲を選ぶとなると、
聴くたびに勇気を与えてくれるこの曲になってしまいますね。

またベストアルバムについては、
初期の傑作を聴きやすくまとめた
No Damegeと、どちらを選ぼうか迷ったのですが、
1980年代を代表するロックアルバムであり、、
“ライオン”元春の代表作であるSOMEDAYを選びました。

なおベストライブについては、
一番近くで見た渋公ライブを選んじゃいました。
実は、どのライブも素晴らしかったのですが、
全ての曲について、
ツアー毎にアレンジを変えていて、
新曲も古い曲も関係なく、
その時その時代の最高の状態で伝えようという姿勢が
ひしひしと伝わってきました。

1曲1曲に真摯に向き合う姿に、
佐野元春というアーティストの真髄を見た思いがしましたね。

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佐野元春は、
ニューヨークに行ってVISITORSを作ってから、
より人間の内面に迫った作風に傾倒していきました。


それは、
作曲よりも詩を先に作るという元春らしい展開で、
それまでのポップな作品から、
詩を重視したやや難解な曲にシフトしていったと思います。

これは、
佐野元春というアーティストにとっては、
ごく自然な進化だったのかも知れませんが、
自分の大好きだったロックスター佐野元春は、
影を潜めてしまいました。

初期にポップス風ロックの傑作を連発し、
ポップスの作り手として偉大な資質を持っていながら、
その才能は永遠に封印されてしまったようです・・・。


常に変化を求める元春と、
初期の作風にしがみつきたい自分の間にギャップが広がり、
いつしか元春離れしてしまったのは、
自然の成り行きだったのかも知れませんね。


できることなら、タイムマシンに乗って、
若き日の躍動感溢れる佐野元春のライブをまた味わいたいと、
儚い夢を追い続けています。
posted by ナツキリン at 22:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする