2008年02月24日

松任谷由美、杏里、佐野元春・・・ライブ回顧録その3(1987年)


ライブ回顧録の第3弾は、1987年です。

この年は、
人生で最大の決断をした年で、
夏以降、ライブはしばらく控える結果になりました。
(病気とか、入院ではないですよ)


●1987年
1月3日 REBECCA 日本武道館(アリーナH列60番台)
1月10日 中村あゆみ 日本青年館(1階A列40番台)【最前列】 
1月23日 杏里 川崎産業文化会館(1階よ列20番台)
1月21日 中村あゆみ 日本青年館(1階D列1桁台)
2月2日 ハウンドドッグ 日本武道館(アリーナW列30番台)
4月25日 小比類巻かほる 渋谷公会堂(1階15列50番台)
5月20日 中原めい子 渋谷公会堂(1階1列20番台)【最前列】
5月26日 佐野元春 渋谷公会堂(1階6列40番台)
6月4日 松任谷由美 日本武道館(アリーナJ列10番台)
6月6日 中村あゆみ 神奈川県民ホール(1階6列20番台)
8月2日 白井貴子 西武球場(アリーナ32列130番台)


★REBECCA
この時のNOKKOさんは喉の調子が悪かったですね。
自分で、「グーグーガンモです」と言ってましたが、
全然声が出てなくて、
普通だったらコンサートを中止する状態だったと思いました。
あの頃のREBECCA人気は尋常ではなくて、
チケット入手が非常に困難な状態でしたから、
簡単に中止するわけにはいかなかったのでしょうが、
かなり不満の残る結果になってしまいましたね。

★中村あゆみ
REBECCAとは対照的に、
この頃絶好調だったのが、中村あゆみさん。
この年に発売されたアルバム「Smalltown Girl」は、
中村あゆみさんの最高傑作だと思っているし、
ライブも脂が乗っていて、
とにかくパワフルでハッピーな空間に満ち溢れていました。
ただ残念だったのは、
この年から自作曲を作るようになり、
プロデューサーでライブも仕切っていた
高橋研さんから離れていってしまったこと。
ふたりのコラボは大好きだったので、
この年以降、自分自身が中村あゆみさんと
少しずつ距離を置くようになってしまいました。

★杏里
オシャレな雰囲気で、
ハイセンスなライブを展開していたのが杏里さんでした。
音楽的には、
アメリカのウェストコースト寄りでしたが、
あまりにも洗練され過ぎていて、
熱くはなれないタイブのライブでしたね。
会場内はカップルで埋め尽くされていて、
コンサート自体がひとつのファッションだったのかも
知れません。

★中原めい子
杏里さんと似たようなタイプながら、
こちらはサンバ寄りのリズムで熱いライブだったのが、
中原めい子さんでした。
リズミカルなナンバーが中心で、
見ている間は十分に楽しかったのですが、
終わった後の余韻はほとんど残らなかったかも知れません。
まさに、
お祭りのようなコンサートで、
個人的には1回行けば満足してしまう感じでしたね。

★佐野元春
初めて佐野元春さんの単独コンサートに足を運んだのですが、
音楽に賭ける熱い思いが伝わってくるようなライブで、
終わってからもしばらくは興奮状態でした。
スピーディーで速射砲のように飛び出してくる言葉の洪水、
イントロだけでは分からないぐらいに
全てがアレンジし直された楽曲、
そしてロックスピリッツ溢れる佐野さんのパフォーマンスに、
心の底から感動して、痺れまくったライブでした。
最近はすっかりご無沙汰してしまってますが、
今でも最も尊敬するアーティストが佐野元春さんです。

★松任谷由美
とにかくド派手できらびやかなステージングに、
圧倒され放しだったのが、松任谷由美さんのコンサートでした。
ここまでエンターテインメントを追求したコンサートは初めてで、
とことん観客を楽しませようという姿勢に、
素直に拍手を送っていましたね。
自分はユーミンやサザンを聴いて育ってきた世代ですから、
1曲1曲に鳥肌が立つぐらいで、大いに楽しめました。


ということで、
1987年も前半はライブ三昧の日々でしたが、
夏以降はライブの行くのを封印したので、
年間では11本で、昨年の半分以下でした。

なお、
1988年は人生で最も嬉しい出来事があって、
ライブに足を運ぶ状態ではなく、1本も行きませんでした。

次にライブ会場に復帰したのは、1989年1月のことでしたね・・・。
posted by ナツキリン at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

米米CLUB、渡辺美里、ハウンドドッグ・・・ライブ回顧録その2(1986年)


ライブ回顧録の第2弾は、1986年です。

実はこの年の4月に社会人になったのですが、
就職したらコンサートには行けなくなると思い、
嵐のように集中してライブに足を運んだのが3月。

でも社会人生活がスタートしたら、
無理すればコンサートが見れることが分かり、
気が付いたら怒涛のように
本数が増えていった年でしたね。


●1986年
1月16日 REBECCA 中野サンプラザ(1階24列40番台)
1月18日 鈴木さえ子 PARCO劇場(1階X列11番)【最前列】
2月2日 ハウンドドッグ 日本武道館(2階南東E列10番台)
2月10日 種とも子 草月ホール(1階2列)
2月25日 トンプソン・ツインズ 日本武道館(1階南東A列10番台)
3月3日 ひなまつりコンサート(麗美他)渋谷公会堂(1階3列20番台)
3月4日 杏里 神奈川県民ホール(1階11列40番台)
3月8日 中原めい子 神奈川県民ホール(1階7列20番台)
3月10日 飯島真理 神奈川県民ホール(1階5列30番台)
3月12日 尾崎亜美 東京厚生年金会館(1階G列40番台)
3月19日 中村あゆみ 神奈川県民ホール(1階18列10番台)
4月20日 BARBEE BOYS 日比谷野外大音楽堂(1階C5列10番台)
5月4日 米米CLUB 日比谷野外大音楽堂(1階C9列130番台)
5月26日 白井貴子 神奈川県民ホール(1階15列20番台)
6月26日 種とも子 関内7thアベニュー(1階3列)
6月28日 中村あゆみ 東京厚生年金会館(1階)
6月29日 中村あゆみ 渋谷公会堂(1階)
7月31日 REBECCA 新宿都有3号地(38列30番台)
8月8日 渡辺美里 西武球場(スタンド席)
8月9日 白井貴子 西武球場(アリーナ席)
8月10日 ハウンドドッグ 西武球場(スタンド1塁側5列100番台)
8月31日 中村あゆみ 神宮球場(アリーナ8列80番台)
10月19日 REBECCA 渋谷公会堂(2階22列1桁台)
11月8日 ホイットニー・ヒューストン 横浜文化体育館(2階7列10番台)
11月22日 大貫妙子 ゆうぽうと簡易保険ホール(1階S2列10番台)
12月4日 小比類巻かほる 日本青年館(2階D列20番台)
12月13日 REBECCA 横浜文化体育館(アリーナ3列10番台)
12月24日 エポ 品川プリンスホテル(アリーナC2列10番台)


★鈴木さえ子
鈴木さえ子さんはマルチプレーヤーだった方で、
ドラム、ピアノ、ギターを始めとして、
ほとんどの楽器が演奏できて、
作詞作曲もしていて、
自分で歌も歌っていて、
しかもとても綺麗な女性アーティストでした。

当時はムーンライダーズの鈴木慶一さんの奥さんでしたが、
(その後に離婚されました)
その前には泉谷しげるさんのバックでドラムを叩いていたり、
日清チキンラーメンの「すぐ美味しい、すごく美味しい編」の
CMソングの作曲を手掛けたり、
最近ではアニメ「ケロロ軍曹」の音楽監督を担当したりと、
かなり多彩な経歴の持ち主ですね。

なおライブは最前列だったので、
手が届きそうなほど近かったのですが、
鈴木さえ子さんが緊張してふるえているのまで見えてしまって、
見ているこちらまでドキドキしっ放しでした。
コンサートであんなに緊張したのは初めてでしたね。


★種とも子
ひなまつりコンサートにも出演していたので、
この年だけで実質3回も足を運んだのが
種ともこさんのライブでした。
独特のメロディーラインが気に入っていて、
CDも聴きまくっていましたが、
あの頃の最上のポップスは
種ともこさんの曲だと思っていたのかも知れません。

なおライブでのパフォーマンスは独特で、
衣装も派手で、動きも何だか妙だったのですが、
近くで見るととても綺麗な方で、
美人シンガー路線でもよかったのではないかなあと、
漠然と思っていた記憶がありますね。


★飯島真理
坂本龍一さんがプロデュースした1stアルバムを
聴いた瞬間からファンになり、
ようやくライブに行くことが出来たのがこの年の3月でした。
アイドル顔負けのルックスと、
シンガーソングライターとしての確かな実力を併せ持っていて、
当時は新鮮な輝きを放っていましたね。

ただ、
デビューのきっかけになったのは
アニメ「超時空要塞マクロス」のリン・ミンメイ役で、
作中ではアイドル歌手として歌っていたこともあり、
ライブは声優としてのファンも多い感じで、
かなり異質な空間でした。
ライブに足を運んだのは1回きりだったのも、
そんな理由からだったように記憶しています。


★BARBEE BOYS(バービーボーイズ)
日比谷野音に初めて足を運んだのが、
バービーボーイズのコンサートだったのですが、
ライブが始まった瞬間にみんな一斉に前に行ってしまうし、
自分は取り残されて後ろで見ていたのですが、
座席の上に立って観るのはOKで、
2列前の方はウイスキーのビンを片手に抱えて
時々呑みながら盛り上がってました。
まさに別世界のような様相で、
軽くカルチャーショックを受けたのを今でも覚えています。

なおライブの方は、
少し前からボーカルの杏子さんが体調不良で
中盤の数曲しか参加しませんでしたが、
それが逆にプレミア感があって、強く印象に残っていますね。
また、
KONTAさんのソプラノサックスと高音の歌声と、
イマサさんのギターの絡みは別格のかっこよさで、
今では浜崎あゆみさんのバックバンドでしか見ることができなくなった
エンリケさんのベースもクールでシビれたのを覚えています。


★米米CLUB
東京サミットの厳戒態勢の中で行なわれたコンサートで、
野音までの道のりは警察官でいっぱいでしたし、
空にはヘリが飛び回っていて、
ライブとしては最悪の環境だったかも知れません。

でも、米米CLUBは凄かったですね。
開演の30分以上前に入場したのですが、
すでに掛け合い漫才のような音声がず〜っと流れていたし、
始まったと思ったら、
スクールメイツのような女性陣によるダンスが延々と続いたりと、
奇抜なパフォーマンスの連続に、何度も驚かされましたね。
でも終わってみれば、
ボーカル兼司会のカールスモーキー石井さんの哀愁溢れる歌声、
ジェームズ小野田さんが歌った山本リンダさんナンバー、
何人いるか分からない贅沢だけど確かな技量のバンドメンバー、
そして全編を通して貫かれているサービス精神と、
評判通りのエンターテインメント集団でした。


★白井貴子
心温まるポップスに魅力がありましたが、
ロックにこだわって走り続けていたのが、
白井貴子さんでしたね。
当時は山下久美子さんと共にロッククイーンと称されて、
持ち前の明るさとパワーで頑張っていましたが、
西武球場のライブはガラガラで、
応援していた自分も悔しい思いをしました。

また翌年(1987年)もリベンジで西武球場でライブを行ないましたが、
この時もガラガラで、
いつしかポップス路線に回帰していってしまいましたね。
自分は白井貴子さんの前向きなポップロックが好きだったので、
残念な感じがしていましたが、
今ではネイチャーポップスを中心に活動を続けていることを思えば、
西武球場はよい転機だったのかも知れません。


★渡辺美里
2ndシングル「GROWIN' UP」のPVを見たとき、
パワフルでソウルフルな歌声に魅了されて、
一気にファンになったのが渡辺美里さんでした。
デビューのきっかけは、
第3回ミス・セブンティーン・コンテストの最優秀歌唱賞の受賞でしたが、
この時のコンテストには、
国生さゆりさん、工藤静香さん、松本典子さん、網浜直子さん
藤原理恵さんも出場していて、
ルックス的にもレベルが高かったですね。

なお渡辺美里さんのライブに足を運んだのは、
西武球場の第1回目の記念すべきコンサートのみ。
堂々としたパフォーマンスに圧倒されながらも、
個人的には親近感のあるライブに魅力を感じていたので、
完璧なステージングに違和感を覚えてしまったのかも知れませんね。


★ハウンドドッグ
前年に台風の中で行なわれた西武球場のライブビデオを見て、
そのロックスピリッツに共感を覚えたのがハウンドドッグでした。
疾走感溢れるナンバーを得意としていましたが、
メンバー変更後は壮大なバラードに力を入れるようになり、
ワイルドな魅力は年々減少していく感じでしたね。

自分はロックンロールを楽しみたいのに、
バンドの方向性はポップで一般大衆向けのロックを目指していて、
そのギャップから、いつしか足を遠ざけるようになってしまいました。
ハチャメチャでエネルギッシュなナンバーの中でこそ、
「嵐の金曜日」や「涙のBirthday」といった珠玉のバラードが
輝くと思っていたので、
バンドの方向転換は今でも残念ですね。


★REBECCA(レベッカ)
新宿都有3号地は、
現在は都庁が建っている場所で、
あの付近を通ると当時の記憶が蘇りますね。
元々ライブ用の敷地ではないので、
フラットな場所でステージはほとんど見えなかったし、
NOKKOさんの調子もいまひとつで、
何だか消化不良のライブでした。

ただ、
REBECCAを野外で見たのはこの時が最初で最後で、
そういう意味では貴重な体験だったのかも。
緻密な音作りがベースになっているバンドだったので、
ラフな野外は得意ではなかったのかも知れませんね。


★中村あゆみ
6/28に行なわれた二十歳のバースデイコンサートは、
今でも忘れられない思い出になっています。
この時は中村あゆみさんに内緒で、
あるタイミングで観客全員がHAPPY BIRTHDAY♪を歌ったのですが、
観客が一体となったコンサートは初めての経験で、
心温まるライブに感動したのを覚えています。

その後、
お気に入りのアーティストのバースデイライブには、
何度も足を運びましたが、
観客がひとつになってお祝いする空間はいつも温かくて、
ライブならではの楽しみだと思っています。
(ライブDVDを見ても、生の現場とは違いますからね)
その後、ますますライブにのめり込んでいった要因のひとつは、
この日の感動を追体験したいという思いからなのかも知れません。


ということで、
1986年は、前年を倍以上上回る28本のライブに足を運びました。
この記録が破られるのは21世紀になってからで、
自分にとって最初のライブ黄金期だったのでしょうね。
posted by ナツキリン at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

佐野元春、REBECCA、中村あゆみ・・・・・ライブ回顧録その1(1985年)



ライブ回顧録の第1弾は、
コンサート会場に初めて足を運んだ1985年です。

1985年以前にも、
友達のライブには何度か行っていたのですが、
アーティストのライブに行き始めたのはこの年からで、
今のライブ三昧の原点があると思っています。

●1985年
3月26日 おかわりシスターズ 東京厚生年金会館(2階J列60番台)
6月15日 ALL TOGETHER NOW!(佐野元春他)国立競技場(くブロック)
10月5日 サザンオールスターズ 横浜スタジアム(1階T列130番台) 
10月7日 シーラ・E  東京厚生年金会館(2階H列40番台)
10月29日 スティービー・ワンダー 代々木第一体育館(アリーナIブロック)
11月8日 THE TOKYO WAVE(マリーン他)渋谷公会堂(1階13列30番台)
11月15日 REBECCA 某大学学園祭
11月18日 山下久美子 横浜市教育会館(1階F列10番台)
11月19日 中村あゆみ 渋谷公会堂(2階14列30番台)
11月24日 河合奈保子 郵便貯金ホール(1階28列10番台)
11月28日 REBECCA 神奈川青少年会館(1階3列10番台)
12月11日 中村あゆみ 川崎産業文化会館(1階つ列40番台)
12月25日 REBECCA 渋谷公会堂(2階20列40番台)



★おかわりシスターズ
初めて行ったコンサートが、
当時大ファンだったおかわりシスターズのさよならコンサートでした。
オールナイトフジの放送内でのチケット販売では電話が繋がらず、
悔しい思いをしていた時に昼の追加公演が決定し、
横浜ルミネ店のチケットぴあに朝から並んで
チケットをゲットした時の喜びを今でも覚えています。

なお当日は、
熱烈なファンだった深谷智子さんの名前を
ず〜っと叫び続けていたような気がしています。
声が枯れるまで応援して、
これで青春も終わりかと思ったのですが、
まさかここからライブ漬けの日々が始まるとは・・・(笑)。

最近も東京厚生年金会館にはよく足を運ぶのですが、
会場に入る度に、この時のコンサートを思い出しますね。


★佐野元春
当時最も敬愛していたアーティストが佐野元春さんでした。
なので、
ALL TOGETHER NOW!は佐野さん目当てで見に行ったのですが、
錚々たるアーティストの中で、
トリとして最後に登場した時は嬉しかったですね。
しかも、
佐野さんのゲストがサザンオールスターズで、
夢の共演は今でも目に焼き付いています。
この公演を機にますます佐野さんにハマっていき、
元春フリーク化していきました。

なおALL TOGETHER NOW!は、
松任谷由美さん、小田和正さん、財津和夫さんの共演や、
はっぴいえんどの1日限りの復活、
山下久美子さんと白井貴子さんロッククイーン対決等、
2度と実現しないのではないかと思うような
豪華アーティストが共演したイベントで、
別の記事で番外編として、回顧してみたいと思っています。


★REBECCA(レベッカ)
初めてREBECCAのライブを見たのが、
実は自分の大学の学園祭。
その前からライブに行きたいと思っていたので、
出演が決まった時はまさに狂喜乱舞しましたね。
”酸欠ライブ”の異名のそのままの熱いライブに、
一気にファンになってしまいました。

また、11/28の神奈川青少年会館は、
REBECCA初の全国ツアーの初日で、
フレンズ♪のヒット中ということもあって、
大変な盛り上がりでしたね。
しかも会場となった神奈川青少年会館は、
事情があって小学校6年の時に電車通学をしていた頃、
桜木町駅と小学校のちょうど中間地点で
毎日横を通った思い出の場所ということもあって、
感慨深いものがありました。
この時まではNOKKOさんの言葉遣いも荒かったのですが、
それも”酸欠ライブのレベッカ”の称号にふさわしくて、
めちゃくちゃかっこよかったですね。

なので、
12/25の渋谷公会堂のライブでは、
万人受けする良い子バンドになってしまっていて、
かなりショックでした。
NOKKOさんの言葉遣いも丁寧になってしまっていたし、
息が出来ないほどの疾走感も失われていました。
一般にはこの日のライブは伝説化しているようですが、
自分にとってはREBECCAが輝きを失ってしまった日として
記憶に残っています。
この後もREBECCAのライブには何度も行きましたが、
渋公前の幻影を追い求めていた感じでしたね。


★中村あゆみ
翼の折れたエンジェル♪で彗星のように現れたシンガーで、
陽気なキャラとハスキーな歌声に
あっというまに虜になってしまっていました。
当時の自分にとってのお気に入りアーティストベスト3は、
佐野元春さん、REBECCA、中村あゆみさんで、
ほぼ同時期にそれぞれのファンクラブに入ったことを考えると、
相当熱を上げていたんだと思います。

特に中村あゆみさんは、
親しみやすいキャラと笑顔が魅力的で、
アイドル的な要素も含めて好きでしたね。
正直なところ、
ライブとしては未完成な部分もありましたが、
行く度に成長していて、
お客さんと一緒に作り上げていくような手作り感がありました。
大いに汗をかきながら、
終わった時には心が温まるような、そんなライブでしたね。


★シーラ・E、スティービー・ワンダー
シーラ・Eさんは、
プリンスのバンドでパーカッションを務めていた人で、
クールでハードな女性アーティストという感じでした。

またスティービー・ワンダーさんは、
昔から曲が大好きで見に行ったのですが、
離れ小島のようなアリーナ席で
寂しい思いをしたことだけを鮮明に覚えています。


★河合奈保子
友達に誘われて見に行ったコンサートで、
当時のアイドルコンサートの雰囲気に
めんくらったのを覚えています。
今の自分だったら、
何の違和感もなく楽しめたかもと思っています・・・。


ということで、
ライブの魅力にあっというまに取り憑かれて、
気が付いたら1年間に13公演も見に行ってました。

この時の強烈な体験でライブ魂に火がつき、
今でも冷めずに熱く燃えているのかも知れませんね・・・。
posted by ナツキリン at 09:28| Comment(4) | TrackBack(2) | ライブ回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする